フランキー・ヴァリ(Frankie Valli)のソロアルバム4枚が、ワーナーの「新名盤探検隊」シリーズにて日本初CD化されました。すべて2013年デジタル・リマスタリングされています。解説、歌詞、対訳付きで税込み1,200円!ありがとう、ワーナーさん!

フランキー・ヴァリのソロアルバム4枚が日本初CD化

「Closeup」(瞳の面影)は75年発表の3枚目。大ヒット曲「My Eyes Adored You」収録。チャーリー・カレロの素晴らしいアレンジに感動してしまう「Swearin’ To God」は約10分というアルバム・バージョンで、必聴です。
瞳の面影 [ フランキー・ヴァリ ]

「Our Day Will Come」(燃える初恋)は75年発売の4枚目。3枚目とはスタッフもスタジオも変えて(前作はLA、本作はNY)、同じ年に発売されました。名曲のカバー「Our Day Will Come」と「Walk Away Renee」がフランキー・ヴァリの声に良く合っていますね。
燃える初恋 [ フランキー・ヴァリ ]

「Valli」(ふたりの面影)は76年発売の5枚目。「ふたりの面影」というのはボズ・スキャッグスの超名曲「We’re All Alone」のこと。ヒットはしなかったようですが内容は悪くないです。Ken Gold / Tony Rivers作「You’re The Song」は隠れ名曲かも。テディ・ランダッツォは4曲提供しています。
ヴァリ [ フランキー・ヴァリ ]

「Lady Put The Light Out」(恋人たちの調べ)は77年発売の6枚目。チャーリー・カレロがプロデュースとアレンジを担当した名盤です。売れなかったようですが、名盤です。演奏は当時のNYの一流どころ。オデッセイの77年のヒット曲「Native New Yorker」のヴァリ版が最高です。
恋人たちの調べ [ フランキー・ヴァリ ]

ところで、1,200円のせいか(?)、アルバム未収録のシングル曲は1曲もボーナス収録されていません。残念です。